今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

yuki.miyaji@hotmail.com

ユキ・ミヤジ または ユウキ・ミヤジ その名前を僕は 忘れられない。 僕が知らない世界の存在を 知らせてくれたのだから。 * 16年ほど前のこと。 郵便局バイトの 夜勤明け。 帰宅後に gatewayのPCを立ち上げ メールチェック。 すると、Hotmailに 新着通知が…

ひったくり

今考えるとすごい。 27歳という年齢で ローソンの夜勤バイトを していたなんて。 でも、全く将来に対して 恐怖や不安を感じることが 当時はなかった。 むしろ、先が見えないことを たのしんでいたように思う。 だって同じ人間だものって。 僕の楽観主義は そ…

ピエンミー

博多にて朝食。 13階のレストラン窓際が とても景観がよく 優雅な気持ちになる。 ふと眼下を見ると 川沿いを歩くカップル。 歳は20代前半だろうか。 ん? 男性が女性の三歩ほど後ろで 何かを振り回している。 目を凝らすと 自撮り棒らしきもの。 先にはカメ…

あいみょん

まもなく42歳。 「えー?若いですね!?」 そう言われることも 少なくない。 されど僕の心と身体は 42年間、 使われてきたので 磨り減っている。 時間と言うのは恐ろしい。 * 2ヶ月ほど前の 東京出張。 6:17京都発の新幹線に 乗る予定だった。 しかし僕とし…

ブログる

「る」って便利です。 バズる。 :SNSなどに投稿した記事が拡散され、とんでもなく広がること バエる。 :インスタグラムにて目を惹くような、画像を撮影できるシチュエーション シマる。 :シマムラに行く デコる。 :デコレーションする。着飾る ジワる。 :じ…

変人、家を買う。その7

営業マンが査定のため、 今住んでいるマンションに来た。 この日のために、 家を掃除。 フローリングにはワックス、 窓を磨き、 玄関を拭き掃除。 ベランダも、高圧洗浄機でピカピカに。 営業マンが 10年住んでいる家で こんなにキレイにされているのは なか…

変人、家を買う。その6

担当してくれた営業マンは 本当にしっかりしている。 どんな質問でも すぐに答えてくれるのだ。 論理的でわかりやすい。 熱心で親身。 ほどよく押しも強い。 一通り、物件の話を終え、 お金の話になった。 軽い気持ちで立ち寄ったことや 手が届くような価格…

叩かれる。

トランペッターの日野さんの 中学生への体罰の一件で そういや、俺はどうだったかと 思い返してみた。 親に叩かれた経験はあったかな。 記憶の引き出しを探っても、 思い出せるのは小学3年生の時の一度きりだ。 今は亡き父親に右の太ももをバチンと叩かれた…

変人、家を買う。その5

それぞれがドリンクを飲み、 一息ついたところで シワの無いスーツの男性が来た。 営業マンだ。40代半ば〜50代前半というところか。外回り特有の日焼け、 ジャストサイズのスーツにネクタイ。 固すぎない着こなしに好感。程よい低音の頼りがいのある声も 好…

5ヶ月ぶりでした。

習慣って怖いものですね。 通勤でブログを更新していたのですが、 仕事が忙しくなり、気がつけば5ヶ月。 ブログはどうなったんや。 やる気あるんか。 おい、家の話の続きわい。 5ヶ月経ってるぞ。 ブログって知ってるか。 そろそろ更新しましょうよ。 ねえ、…

変人、家を買う。その4

散歩がてら 約束の時間にモデルハウスへ。僕と嫁は徒歩、 娘はコマ付き自転車に乗り なんだかんだ言いながら テクテクと向かう。到着まで30m。 受付センター前に女性が二人見える。お待ちしておりましたと 丁寧に頭を下げ、 手厚い出迎えを受ける。こういう…

変人、家を買う。その3

チラシには 予約が必要という記載は無い。しかし、展示場の受付で あれやこれやと書いたり、 聞かれたりするのはお互い手間なので、 事前予約をすることに。フリーダイヤルにかけると 落ち着いた感じの男性が出た。 マニュアルっぽくなく とても話しやすい。…

変人、家を買う。その2

良い骨になりたい。そんなかっこいい動機で 「家を買う」と宣言した前回。 が、ほかにも現実的な理由がある。将来的に嫁の両親と同居するならば 今の分譲マンションでは手狭なのだ。20畳のリビングダイニングは マンションにしては広いが 4.5畳の和室と7.5畳…

変人、家を買う。その1

「変わってますね」そう言われることが 少なくない。個性的であることや 人とは違うことを特段カッコイイと 思わない性分なので そう言われたときには 「僕は普通の人ですよ、まったく」と答える。でもその回答により 相手は「普通の人は自分のことを普通と…

ジョイナーが負けた日

足元2番の丸印で 準急を待つ。反対ホームに 私市方面から電車が入ってきた。いつものように 扉が空いた瞬間、 降車客が我先にと 一斉に走り出す。 まるで西宮神社の 福男レースのごとく。毎年、あのレースの際、 マスコミがこぞって取り上げるが 枚方市駅で…

からっぽ

通勤の際に前を通るケーキ屋さん。オープンしている時間に お客さんが入っているところを 見たことがない。たまにバラエティ番組で 「いつも客のいない寝具店は 経営が成り立っているのか?」 とかやっていて、 調べてみたら、テナントリーシングで まあまあ…

悩み相談

朝、ちょっと遅めの京阪電車。端の席に座り、 いろいろ考え事をする。香里園で二人の女子高生が 乗ってきた。その初々しさから まだ高校生になったばかりか。あかんあかん。 考え事してるのに。 会話を盗み聞くのは 大人としていかがなものか。「ちょっと聞…

夏の恋(後編)

目が覚めるような快晴。 吉田くんの運命の日は 朝から晴れ渡っていました。吉田くん情報によると ユウちゃんとの待ち合わせは 10時ヒラパー前。僕と愛ちゃんは みつからないよう 先に入園して待つことに。待っている間、 暇なので店長の特徴的な アゴの話を…

豚まん

大阪駅の中央改札を出てすぐの セブンイレブン横に 恰幅の良いおばちゃんが2人。一人は旅行用のキャリーケース、 もう一人はドルガバのボストンバッグを持ち、 二人とも何かを食べています。丸い何かを食べていて、 特に用事はなかったのですが 近づいてみま…

夏の恋(前編)

20歳のとき、 とあるレストランで アルバイトをしていました。コンセプトは オールドアメリカン。 ライフルの模型や ルーレット台があちらこちらに 置かれた店内は いつもロカビリーの曲がかかっていました。そこの厨房で働いていた吉田くん。 当時、22歳と…

渇き

中学3年の修学旅行。旅館に泊まった翌朝、 全員で軽めの山登り。 3グループに分かれ、 その第一陣に僕がいた。玄関に集合した際、 先生はこう言った。「すぐに帰ってくるから 何も持って行かなくて大丈夫です」中学生年代だから みんなそれなりに あまのじゃ…

欲望。

ただいま、東京から帰りの新幹線。 名古屋でおばちゃん3人組が乗ってきた。 隣の三列席に座った。 嫌な予感。 出発。 やっぱり、しゃべりだした。 スルメの食べ方を議論している。 通路側おばちゃんは、 マヨネーズをつけて。 真ん中席おばちゃんは、 マヨネ…

ターニングポイント

いくつか、 人生が変わるんじゃないかと 思った出来事がある。 中学1年生の頃。僕は、とっても優しくて 温和でおっとりしていた。本当は自分を出すことが怖く、 人当たりの良いフリをしていただけだが。 ある女子からは この学校で信じられるのは 僕だけだと…

どうしようもない。

電車のドアが閉まりかけたとき、 駆け込み乗車のビジネスおじさんが つまづき、小銭をぶちまける。ソフトクリームを買い、 お釣りを彼女に渡そうとしたとき、 お金に気を取られ、クリームだけ落とす。混み合った地下鉄の車内で、 スマホを打ちながら 雪印コ…

何を聴いているのか。

5時13分。 京阪バスの始発。始発ファミリーの一人 ジョンイルさん。まだ暗いのに サングラスをかけ タバコをふかし やってくる。メタリックな帽子を被り、 薄い迷彩柄のアウター、 ゆったり目のチノパンに トレッキングブーツ。背中には、 山のロゴマークが…

感謝

そうそう こないだもらったゴボウ 美味しかったわー一本はな 醤油とみりんで 肉と煮込んでな 唐辛子をちょっとかけて食べたら ほんまに美味しかったわーもう一本はな 鍋にしたんや ゴボウは人参と合うなー なんであんな合うんやろ ゴボウは人参の仲間やった…

折れたポール

小学生生活、 最後の誕生会。前日にオカンから 「明日の誕生会、何食べたい?」 と聞かれたので お寿司が良いと回答。 当日、11人が朝に集合。 なぜか声をかけてないヤツと その弟が混じっているが 今日は記念すべき誕生日。 良しとする。 そんな時代だった…

師匠

5時32分発の京阪電車。座席の隣には 白髪のおばあちゃん。すぐ横にはかばん、杖、水筒。 座席に置いている様子を見ると 後で知人が乗ってくるんだろう。枚方公園。 全身黒ずくめで紫の髪のおばあちゃん。 キューサイの青汁の話をしている。光善寺。 オレンジ…

きょとんとする。

すみません、すみませんと 謝罪しながら列の一番前に スッと入る。京阪電車内の女子高生のかばんから、 目を疑うほどの量の 液体が流れ落ちている。初対面なのに おもむろに歩きタバコ。 その後、かばんから取り出した プリッツを食べる。 しかも、僕に勧め…

ズラ太郎さん

京阪バス始発ファミリーの一人、 ズラ太郎さん。最古参のメンバーで ファミリーの組成当時から 在籍してもらっている。ズラ太郎さんは そのネーミングの通り カリアゲが強くて ヅラをかぶっているような髪型。 (ヅラ太郎さんと呼ばないのは、ヅラじゃないか…