今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

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変人、家を買う。その7

営業マンが査定のため、

今住んでいるマンションに来た。

 

この日のために、

家を掃除。

フローリングにはワックス、

窓を磨き、

玄関を拭き掃除。

ベランダも、高圧洗浄機でピカピカに。

 

営業マンが

10年住んでいる家で

こんなにキレイにされているのは

なかなか見ないですよ、と言う。

 

家の中のいろんな場所を撮影され、

1週間後にご報告いたしますとのこと。

 

期待してもらっても

良いかもしれませんと言葉を残し、

帰って行った。

 

聞くところによると、

マンションの査定価格には

いろんなものが影響するらしい。

 

スーパーや学校、公共交通機関などの利便性のほか、

理事会や自治会が機能しているか、

空室がどのくらいあるか、

防災対策が充実しているか、

高齢者や子育て世代の支援の有無、

近隣の景観や衛生環境といった

物件価格を左右することが

たくさんあるそうだ。

 

特にうちのマンションは、

上記のことが非常に充実しているらしい。

 

確かに、いろいろやっている。

 

週に一回、

高齢の住民向けに食事会を開催し、

プロボクサーやプロ歌手、

水泳の全国大会で入賞した小学生、

絵描き、手品師、アマチュア落語家など

趣向を凝らした催しを開催。

 

年に一度は自主管理公園にて

地域住民も参加可能な

祭りを盛大に開催。

消防車の展示や移動動物園、

出店、フリマのほか、

枚方ゆるキャラ「くらわんこ」が訪れる。

住民には500円分の金券を配布。

 

夏にはスイカ割、カキ氷が振る舞われ、

冬にはクリスマスイベント、餅つき大会など

理事会主導の催しが年間通して目白押し。

 

理事会の方々の地道な努力が

マンションの価値向上に貢献しているのだ。

 

芦屋や西宮、世田谷、白金台など

それらが高級住宅地である理由は

自治体や地域住民の努力によるものだと

聞いたことがある。

 

道幅を広くする、建物の高さ制限を行う、

商業地の制限、風営法の規制区域指定など

諸々あるそうだ。

 

とにもかくにも、

マンションの査定、がんばれ。

高く売れてくれ。