変人、家を買う。その1
「変わってますね」
そう言われることが
少なくない。
個性的であることや
人とは違うことを特段カッコイイと
思わない性分なので
そう言われたときには
「僕は普通の人ですよ、まったく」と答える。
でもその回答により
相手は「普通の人は自分のことを普通と言わない」と
責め立てるため、決まって水掛け論になる。
だから、僕はこう答える。
「いくら金持ちでも、いくら個性的でも
人は死んだらみんな骨になる」と。
みんなゴールは同じ。
記憶や功績や仕組みは遺るが
形は同じ。骨になるのだ。
なので、生きているときは
できるだけ良い思いをしたい。
思い悩み、様々なことを引きずりながら生きても
結局、骨になるのだから、楽観的に生きたい。
どうせなら、良い骨になりたい。
その一環として
家を買うことにした。
ではまた。