今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

小豆島にて その2

命からがら、小豆島に到着しました。

 

めちゃめちゃいいところです。

バス停でバスを待っていたら、

おっちゃんが「どこから来た?」と

声をかけてくれたり、道行く高校生のカップルが

「こんにちは!」とあいさつをしてくれたり。

 

素晴らしい町。それが小豆島。

 

何がビックリしたって

病院が多いですね。しかもキレイ。

コンビニもあるし、スーパーもあるし。

立派な警察署もありました。

 

まずは、福田港から坂手港まで行くので、

オリーブバスに乗車です。

39のおっさんがルンルン気分で乗りました。

 

おお、僕一人じゃないか。

なんて贅沢なんだ。

リュックとカメラを持っているので、

一番後ろの席で贅沢に占領。

 

かいてき、かいてきーと

と思っていたら、次のバス停で

ナイジェリア人?15人ほどの団体が。

(Tシャツにナイジェリアと書いてました。まじで)

 

前の方の席が一人掛け席だけなので、

僕の座っている後ろの席に

なだれ込んできました。

 

さすが外国人ですね。

距離感が近い。

 

僕の体にベタッと引っ付くかのように

真横に座りました。

前はガラガラなのに、後ろはぎゅうぎゅうです。

まあ、彼らは旅に来たので良しとしましょう。

 

海が珍しいのでしょうか。

 

海が見えると、指を指して

「おい!見ろ!あれは何だ!?」みたいなことや

「すげえな、おい!船がいっぱいだぞ!」みたいなことを

たぶん言っています。(僕の勘です)

 

だんだんと飽きてきたのでしょうか。

いよいよ、僕に話しかけてきました。

 

が、何を言っているのか皆目見当もつきません。

ほんまに一言も何かわからんのです。

英語だったら、分かる単語もあるでしょうが、

フランス語っぽい感じで全くわかりません。

 

もっとも話しかけてくるヌワンコ・カヌみたいな人が

とてもしつこいので、紙を出して書いてもらうことにしました。

ヌワンコ・カヌ=サッカー元ナイジェリア代表のとんでもなくすごいフォワード。

心臓の病気で一時引退をささやかれたものの、見事復帰。身長197cm。

 

カヌが、スラスラと絵を描いています。

 

タコ?イカ?

タコみたいです。

 

口を開けている人?

フォーク?ナイフ?

 

船?釣竿?

OK!タコ釣り漁ができて、

釣ったタコを食べることができる食堂的なところに

行きたいということか!

 

知らんわ。

 

僕、地元の人ちゃうし。

日本全国に範囲を広げても知らん。

言葉以上に皆目見当がつきませんでした。

 

なんだかんだ言いながら、

終点までカヌ達と一緒でした。

 

降りるタイミングでバスの運転手さんに

タコ釣りができて食べることもできるところを知りませんか?と

聞いてみました。

 

僕と同じ反応でした。

知らんわー、とのこと。

生きてきた中で聞いたことが無いと仰っていたので

ほんまにわからんのでしょう。

 

だってネットにも載ってないのですもの。

バスの運転手さんでさえ知らんのだから、

誰も知らんよ。

 

しょんぼりしたカヌを慰めていたところ、

カヌの彼女らしき人が近づいてきました。

そして、地図を僕に見せて指し示しました。

 

これ、韓国の地図やがな。

済州島ってチェジュトウやろうに。

 

You visit Japan now.

This map is Koria.

 

海外の人からすると

小豆島も済州島も変わらんのですね。

 

つづく