今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

間違う人。

まあまあ混んでいた京阪バス

全席が埋まっていて、優先座席も

おじいちゃん、おばあちゃんでいっぱい。

 

発車間際に乗ってきたのが

オレンジのシャギーが入ったおばあちゃんでした。

 

優先座席を見るも、

自分より年上っぽいと分かるやいなや、

譲ってくれそうな若者の方へ。

 

それだけ欲しているならば、

僕が譲ってあげたい!

でも残念ながらつり革を握り、立っています。

 

気づいた学生がすっと立ちました。

 

「すんませんねー」と言いながら

オレンジおばあちゃんは着席。

 

バスが発車してすぐに

「兄ちゃん優しいから、あれやけど

最近は、なかなか譲ってくれへんでー。

昔は優先座席みたいなもんが無かったけど

どうぞどうぞ言うて譲ってくれたわ。

どうぞって言うてくれた兄ちゃんと、

こちらへどうぞ言うてくれた兄ちゃんが

僕が、僕が、言うて争いよったくらいやから」

 

優先座席が無い時代?

そんな時代だったら、高齢じゃなかろうに。

 

「なんでも一生懸命にやるもんやで。ワシなんか

子供3人背負いながら毎日毎日給食作っとったんやから。

あの頃はたいへんでなー。兄ちゃんも若いうちに苦労しときや。

昔苦労しとったから、良かったおもうわ。」

 

「もうな、兄ちゃんみたいな孫おるねん。顔が娘そっくりでな。

男の子は母親に似る言うけど、あれほんまやな。

あ、兄ちゃん降りるんか。すまんかったな。はい、はい、がんばってな。」

 

どこからどう見ても、女子高生でした。