今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

小豆島にて その1

温暖で穏やかな気候の小豆島。

 

オリーブや「24の瞳」などで有名ですが、
近年では、瀬戸内アートが注目を集めていますね。

 

今回、仕事で訪れることになりました。
僕のミッションは下記の通りです。

 

【 ミッション1 】
「おい、小豆島ええやんけ」と
若い人たちに思ってもらう。

【 ミッション2 】
若い人たちに移住してもらう。

【 ミッション2 】
若い人たちに小豆島で働くことも悪くないと思ってもらう。


果たして小豆島素人に近い僕が
ミッションを遂行できるのでしょうか。

 


いつもの通り、始発で出発。

 

はいはい。

 

ズラ太郎さん、ジョンイルさん、ムキオくん、ロナウドくん、ママイクコさんと
これもいつものメンバーです。
※第三回目の「京阪始発バスの会」をご参照ください。

日常とは、なかなか変化の無いものですね。

 

枚方市駅に到着。

いつもは淀屋橋で降りるので
一番先頭位置から乗るのですが、
今日は京橋でJRに乗り換えるため
後ろの車両の方へ移動。

 

10分ほど待っている間、
いつも通り、対面の私市線が到着。

 

私市線到着の光景は圧巻です。

 

西宮神社の福男レースさながらに
「できるだけ前に並んで座りたいので我、先に行かん。」とばかりに
こちらのホーム目がけて、たくさんの人たちが走ってきます。

 

一位の人が到着。
息が切れているのを見せるのは恥だと思っているのか
過剰に呼吸を落ちつけている様子。

 

電車もすぐに到着し、乗車。
すっと席に座ります。

 

なぜだか僕もレースに参加し、勝ち残った感覚に陥る。

よくわからない優越感に浸りながら、ほっとひと息。

 

それもつかの間、
嫌な声が聞こえてきました。

 

しまった。
やってしまった。

 

以前、この時間帯の電車に乗ったとき、
嫌な声から逃れたくて、
隣の車両に移動したことを忘れていました。

 

というのも、おっちゃん声のおばちゃんと
おばちゃん声のおばちゃんの二人組の会話が
しんどかったのです。

 

どうやらこの二人組は、どこかの百貨店の
掃除のおばちゃんデュオらしいのですが
新人の掃除のおばちゃんの態度が悪いらしく
陰口をずっと言っているのです。

 

やれ、「階段を登るときに必ず追い越してくる」だの
「○○さん、変なにおいがするねとすぐに言ってくる」だの
「私、2300万円貯金してるねん」だの
「息子の友達はみんな大金持ち」だの
いろいろと鼻につくコミュニケーションが多いそうです。

 

今から小豆島に行くのに、
そんな嫌な話を延々と聞かされては、
絶対にミッションを遂行できません。

 

が、こんな時に限って
隣の車両は混んでいます。
苦渋の決断ですが、このまま我慢することにしました。

 

すると、奇跡が。

「こないだ、小豆島に旅行で行ってきてんけどな」

なんと、おばちゃん声のおばちゃんが
そうはっきり言ったのです。

 

でかした!

 

しかしすかさず
「あいつに土産なんか、渡してへんやろな。
知ってるか。ミヤケさんから土産もらったのに
忘れて帰ってんで」と
おっちゃん声のおばちゃんが差し込んできました。

 

たぶん、前に聞いた新人とは違う新人の話です。

そこから悪口が始まりました。

 

僕はすぐさま、車両を移動しました。

もはや座れなくても構いません。


果たして小豆島に無事に着くのでしょうか。

 

つづく