今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

学歴ってなんじゃろか?

東大出身、京大出身。

それが個人のアイデンティティ
形成するほど、学歴というのは強いものです。

たかが学歴、されど学歴。

なぜでしょうか。

僕がこれまでお会いしてきた、
さまざまな人事の方々や
求職者の方々と接する中で得た一つの解は
「偏差値は戦闘力」。

例えば、東大の志願者数が約9500名で
合格者数が約3300名、
京大の志願者数が約8000名で
合格者数が約2800名だと
6~7000人に勝った3000名という計算になります。

ジュノンスーパーボーイなんて、
2万人くらいから本選で11名、
そこからたった1人です。

袴田吉彦は、すごいですね。

学歴の話にもどりますが、
何万人もの高校3年生および浪人生の中から
何度も戦い、勝ち上がる。

そして、本選でさらに勝って
合格をつかみとった強者が
日本においては、多くのリスペクトを
集めるのです。


学校では習ってないですが、
社会で評価される多くは、
勝てる者。
負けた者も評価されることも
たまにありますが
基本的には、そういうものです。

だから、より強い者が求められます。
戦い、勝てる人間つまり、
高学歴の人達の需要が多くなるのです。


しかしながら現代、
ちょっと変わりつつあると感じています。

多様化された価値観により、
「強さ」の概念もまた、
さまざまになったなぁと。

リスクを負わないこと。
自らの身を呈すること。
自我を殺すこと。
協調すること。
そして、戦わないことすらも
強さと呼ばれることがあるのですから。

まあ、学歴依存が大きく変わった
というほどではないですが、
以前のようなあからさまな
学歴偏重社会からは
脱却しつつあるんじゃないかなと。


でも良いことばかりでは
ないんですよね。

より色濃く、
個力が試されるということですから。

社会の価値観は多様化しても、
構造は何も変わっていないので
結局は、なんらかの強さが
必要となる訳です。
学歴に代わる何かが。

ですので、武器がなければ、
自分のやりたいことや、
行きたい道に進むことが
以前よりもはるかに
難しくなっているのです。

しかも、一つじゃ厳しいんですよね。

高学歴のお笑い芸人、
営業マンの駅伝監督、
マラソンランナーの公務員、
プロ級に歌が上手い力士、
金持ちのホームレス、
家はボロいけど車はレクサス、
モテるけどゲイ。

二つ以上無いと、
より高い評価を受けるのは
難しそうです。

さて、僕は何を目指そうかな。