今日見かけた救急車、あれはホンモノですか?(仮)

ハッとしたことを何事も無かったかのように伝えるブログ

近所にオープンした健康食品のお店

どうも。

ミスター健康志向です。

 

健康はお金では買えません。

健康は、なによりの財産です。

 

そんな健康志向の僕が

半年ほど前にみつけたお店を

みなさんに紹介します。

 

そのお店は「レインボーショップ」。

 

看板には健康食品の店と書かれていて

月~日の日替わりで特価品が変わります。

 

店の前には、A2サイズくらいのポスターが貼られていて、

こんなことが書かれています。

 

「月 週初めはやっぱり食パン!30円!」

「火 さあ、今週も頑張ろう、サバ缶!60円!」

「水 これは間違いない!モヤシ!5円!」

「木 やっぱこれだね!博多めんたいこ!150円!」

「金 今日の夜は鍋だね!白菜!25円!」

「土 あってよかった!七味唐辛子!40円!」

「日 あれだけ痛かった肩が!信じられない!健康マクラ●●円!?」

 

健康食品とか聞くと、少し胡散臭さを感じるのですが

すごく安くて、良心的でめっちゃ安心ですね。

 

 

ってみんなが思うだろうとでも考えたのでしょうか。

 

どれほど、この店に来るお客さんに

言おうと思ったことか。

『この店は、あなたの健康を考えていませんよ』と。

 

しかしそんな僕の思いは伝わらないものです。

 

当初は営業時間中に

ちょっと混んでいるくらいだったのですが、

予想に反し、徐々に流行りだしました。

 

その証拠に、僕が家を出てバスに乗ったのが

始発の5時13分だったにも関わらず、

10人ほどのおじいさんやおばあさんが

入口で並んでいるのです。

 

またまた、どれだけ言ってやろうと思ったことか。

『あなたたちは、十二分に健康です。』と。

 

別の日の昼間には、

並べられたたくさんのパイプ椅子に

お年寄りが座り、何やら話を聞いていました。

見るからに大盛況です。

 

黒板に書かれているのは、

「健康はお金で買える?」

 

買える!と言うんでしょう。

 

うんうんと、首がもげるんじゃないかと思うくらい

うなづいているお年寄りもたくさんいます。

 

別の日には、駆け足で体をぶつけあい

われ先にと店に入っていくおばあさんたちがいました。

その日は土曜日で冷凍コロッケが20円でした。

 

健康食品のお店なのに、服が売られるようになりました。

もはや、コンセプトもよく分かりません。

 

店の前に洋服がワゴンの中に山盛りに入っていて、

引っ張り合いしている人たちもいます。

 

そうです、TVで見るバーゲンのやつです。

 

斜め向かいのスーパーの方から見えたのですが、

何かのスポーツをしているかと思ったほど

エキサイティングでした。

 

古くはヨーグルト、チーズ、

最近ではココナッツオイル、

マクロビオティックやローカーボンなど

世界の健康志向の強い人たちが食し、実践する健康法が

日本で話題になりますよね。

 

そんなんしなくても、日本国民は十分に健康です。

 

見てください、レインボーショップを。

軍人のビリーもしっぽを巻いて逃げますよ。

 

ビバ高齢社会ですよ。

 

盛り上がってしまいましたが、

結論、今はもうレインボーショップはありません。

ときどき、スーツを着た人たちが

閉店してしまった店を見に来るぐらいです。

 

虹はキレイですが

あっけなく消えるんですね。